拝眉
はいび
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
having the pleasure of seeing (a person)
文例 · 用例
何事も申しあげる力がございません(新派悲劇のせりふの如し、人を喰ってる)委細は拝眉の日に。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
御出立の砌は参上、得拝眉、大慶不過之候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
では他は拝眉の節に――辻 さきのに較べるとこの手紙はひどく簡単であつたが、彼女には何か迫つて来るものがあつた。
— 北條民雄 『道化芝居』 青空文庫
「いずれ拝眉の上……」と云うのを投げ込む。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
折悪シク昨年来房州ヘ遊歴留守中早速ニ拝眉ヲ得ズ、消魂ニ堪ヘズ候。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
遠カラザル中拝眉仕ル可ク候。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
まずは用事のみ余は拝眉千万。
— 高浜虚子 『漱石氏と私』 青空文庫
偏奇館拝見 年来鳴りひゞいた訪客嫌ひの、所詮現世拝眉のほどは叶ふまいと決意した昭和十九年七月廿七日、炎天下を私はせめても永井荷風先生邸を外見丈けでもしておき度く、私かに麻布市兵衛町へと伺候した。
— 正岡容 『山の手歳事記』 青空文庫
作例 · 標準
先生に直接お目にかかり、ご指導を賜りたく、拝眉の機会をいただけますでしょうか。
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長年憧れていた作家に初めて拝眉し、感動で言葉が出なかった。
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恐れながら、一度拝眉してお話ししたいことがございます。
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