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無駄口

むだぐち
名詞
1
標準
chatter
文例 · 用例
あまり、煩さい無駄口はききますまい。
太宰治 虚構の春 青空文庫
池上は、いま相手が切出す要件は多分自分に取って興味のない性質のものであろうことを察して、以下できるだけ先手を打って相手に、無駄口ならいざ知らず、要件の口は滅多に切らせまいとする様子が見えます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
加奈子は、巡査の言葉をその時おせっかいな無駄口のようにも聞いたけれど、落着いて考えると、他人から冷静に見れば、自分が京子を引き取っていろいろな難儀を生活に纏わされるのが、不思議なのも無理はない。
――二つの連作―― 青空文庫
新子の妹として、映画へ連れて行ってもいいだろうし、こうして無駄口を利いていることも、新子を偲ぶよすがにもなるだろうと思った。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
」 二人は、そんな無駄口を利きながら、清水堂の下の石敷の小径を歩いていた。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
平生であったらその老人の冗談を無駄口の端緒にして喋りだすところであった。
田中貢太郎 女の怪異 青空文庫
微笑したことを、笑ったことを、泣いたことを、無駄口一つ聞いたことを、彼女は知らないのだ。
素木しづ 青空文庫
腹も空いたが大事をとつてムグラツトまでは辨當を開かぬ事とし、もう今までの無駄口も自づと消えて只だひたすらに急いだ。
四邊の山より富士を仰ぐ記 樹木とその葉 青空文庫
作例 · 標準
「こら!掃除中に無駄口を叩いていないで、手を動かしなさい」と先生に注意された。
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仕事のできるリーダーは、現場で無駄口を言わず、的確な指示だけを与えてチームを動かす。
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彼は緊張すると、沈黙を埋めるためにどうでもいい無駄口を連発してしまう悪癖がある。
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