鼾
いびき異読 イビキ
名詞頻度ランク #26643 · 青空 727 例
標準
snoring
文例 · 用例
」などと、ひどくはしやいで、そのうちに、すうすう小さい鼾をかいて寢てしまつた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
おれの、この、男らしさには、まゐらぬ女もあるまいて、ああ、食つた、眠くなつた、どれ一眠り、などと全く氣をゆるしてわがままいつぱいに振舞ひ、ぐうぐう大鼾を掻いて寢てしまつた。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
」一人連れていてその癖、網棚から首なんぞ吊るしやがって、横柄な顔をして大鼾で寝てやがる。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
傍で寝ている酒気を帯びた父の鼾が喉にからまって苦しそうだ。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
食べちらされたトーストと玉子の殻と、鼾をかいて寝ている彼女の黄色い鼻がオレンヂ色に染められていた。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
私は相かわらず鼾をかいて寝ているマリが、時々うるさそうに鼾をかくのをみた。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
また、大切なところで彼女は東洋の霊のような鼾をかいて寝てしまうのだが、私は彼女の肉体に金羊毛酒場の女としてふさわしくないところがあるのに気付くのであった。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
突然障子があいたやうな氣がしたかと思ふと紋着羽織に袴をつけた抱月さんが、例の朝鮮髭をはやした頬のこけた、思索家的な奧深い光を持つ細い眼をした顏を靜かにその間から現して、どう云ふ譯だか何の詞もなく、蒲團の袖に鼾つくやうにして丁寧に頭をさげた。
— 南部修太郎 『自分の變態心理的經驗』 青空文庫
作例 · 標準
隣の部屋から、大きないびきが聞こえてきた。
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彼は疲れているのか、いびきがひどかった。
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いびき防止のグッズを試してみることにした。
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