廃置
はいち
名詞動詞-サ変
標準
abolishing and establishing
文例 · 用例
いままで、おれはいちども、この山でこんな音を聞いた事が無い。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ところがそれはいちめん黒い唐草のやうな模様の中に、おかしな十ばかりの字を印刷したものでだまって見てゐると何だかその中へ吸ひ込まれてしまふやうな気がするのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
また窓の外で足をふんばってそらを見上げて鷺を捕る支度をしてゐるのかと思って、急いでそっちを見ましたが、外はいちめんのうつくしい砂子と白いすゝきの波ばかり、あの鳥捕りの広いせなかも尖った帽子も見えませんでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
」 窓はいちめん蘭か何かの葉の形をした氷の結晶で飾られてゐました。
— 宮澤賢治 『氷と後光』 青空文庫
兵隊たちはいちばんはじの列から馬をひいてだんだん川へ入りました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
百姓の仕事の中ではいちばんいやだとみんなが云います。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
「ぼくはいちばんはじめにあんずの王様のお城をたずねるよ。
— 宮沢賢治 『いちょうの実』 青空文庫
妻も台所から顔を出して、「三人がよくならんでしゃがんでること、奈々ちゃんや、鶏がおもしろいかい、奈々ちゃんや」 三児はいちように振り返って母と笑いあうのである。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
作例 · 標準
その法案には、既存の制度の廃置に関する条項が含まれていた。
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地方自治体の組織は、時代に合わせて何度も廃置されてきた。
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委員会は、不必要な規制の廃置を検討している。
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