幻辞.com

カフス

カフス
名詞
1
標準
cuffs
文例 · 用例
二年振りで横浜へ上陸して、埠頭から停車場へ向かう途中で寛闊な日本服を着て素足で歩いている人々を見た時には、永い間カラーやカフスで責めつけられていた旅の緊張が急に解けるような気がしたが、この心持は間もなく裏切られてしまわねばならなかった。
寺田寅彦 電車と風呂 青空文庫
それに老先生だって、一度あたしが保証の印を捺して、いまでもどんなに迷惑しているか、まさか忘れもしなさらないと見え、その後何にもいい出しなさりはしませんがね」 貝原は宮大工上りの太い手首の汗をカフスに滲ませまいとして、ぐっと腕捲りして、煽風器に当てながら、ぽつりぽつり、まだ、通しものの豆を噛んでいる。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
カフスの古いので作ったら……」と彼が言うと、兄は「いや、まだたくさんあったはずや。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
扉の裏側には、「ネクタイピン、カフスボタン、眼鏡、財布、その他金物類、 ことに尖ったものは、みんなここに置いてください」と書いてありました。
宮沢賢治 注文の多い料理店 青空文庫
」 二人はめがねをはずしたり、カフスボタンをとったり、みんな金庫のなかに入れて、ぱちんと錠をかけました。
宮沢賢治 注文の多い料理店 青空文庫
いわゆる「カフスに書いた覚え書き」によって撮影を進行させ、出たとこ勝負のショットをたくさんに集積した上で、その中から截断したカッティングをモンタージュにかけて立派なものを作ることも可能であろうが、経済的の考慮から、そういう気楽な方法はいつでもどこでも許されるはずのものではない。
寺田寅彦 映画芸術 青空文庫
二、つめくさのあかり それからちょうど十日ばかりたって、夕方、わたくしが役所から帰って両手でカフスをはずしていましたら、いきなりあのファゼーロが、戸口から顔を出しました。
宮沢賢治 ポラーノの広場 青空文庫
扉の裏側には、「ネクタイピン、カフスボタン、眼鏡、財布、その他金物類、 ことに尖つたものは、みんなこゝに置いてください」と書いてありました。
宮沢賢治 注文の多い料理店 青空文庫
作例 · 標準
シャツの袖口をカフスという。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ジャケットの裏地から覗くシャツのカフスが、清潔感を演出している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は新品のシャツのカフスに、自分のイニシャルが刺繍されているのを見つけた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
寒さで手首が冷えたので、コートのカフスをきつく締めた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash