古道
こどう異読 ふるみち
名詞頻度ランク #37687 · 青空 41 例
標準
old road
文例 · 用例
停車場のガードをくぐつて坂を登ると、暗い煤ぼけた古道具や、安物の足袋など店に竝べた、昔の宿場そつくりの町がある。
— 萩原朔太郎 『悲しい新宿』 青空文庫
潔癖が自慢の或るお方は、古道具屋から買つて来た油絵をタハシでおすりになつた。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
奈良という侘しい古都に、薄暗い古道具屋の並んだ場末を考えるだけで寂しいのに、秋の薄暮の灯ともし頃、宵の燈火の黄色い光をイメージすると、一層情趣が侘しくなり、心の古い故郷に思慕する、或る種の切ないノスタルジアを感じさせる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
六 富士の古道 この前に来たときは、裾野の路という路は、馬力のわだちのあとで、松葉つなぎにこんぐらがり、太く細く、土が掘れたり、盛り上ったりして、行人を迷わせたところに、裾野らしい特色があったが、今は本街道然たる、一筋路が、劃然と引かれて、迷いようもなくなった。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
それは大宮口こそ、富士のあらゆる登山道で、もっとも古くから開けた旧道むしろ古道であることだ。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
私が知ってからでも、その当時新道なるものが出来て、仏坂を経てカケス畑に出で、馬返しから四合半で古道に合したものだが、これも長くは続かず、私たちの今度取った路は最新のもので、二合目で前の新道なるものを併せ、四合目で村山からの古道を合せている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
使い慣れた古道具や、襤褸や、貯えてあった薪などを、親戚や近所の者達に思い切りよくやってしまった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
その途中|深草を通ると、道に一軒の古道具屋があった。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
作例 · 標準
昔の旅人は、この古道を通って都へ向かったのだろう。
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京都の山奥に、ひっそりと残る古道を探検してみた。
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この古道は、歴史的な価値が高く、今も多くの観光客が訪れる。
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標準
ancient methods
作例 · 標準
伝統工芸の技術は、古道を守りながらも、現代のニーズに合わせて改良されている。
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彼は、先祖から伝わる古道に倣って、農業を営んでいる。
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最新のビジネス手法も良いが、時には古道に学ぶことも重要だ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
古道(こどう) かつて使用されていたが現在はあまり利用されておらず、当時のままの状態で残されているような道のこと。日本においては熊野古道、山辺の道、塩の道などがある。 古代にあった、あるいはあったと考えられる方法・文化・考え方などのこと。日本の神道・国学では古神道(復古神道)のことを指す(道 (国学)を参照)。儒教では原始儒教を指す。
出典: 古道 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0