凱旋将軍
がいせんしょうぐん
名詞
標準
triumphant general
文例 · 用例
岩野泡鳴には凱旋将軍を讃美した詩がある。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
船長は、やきもちをやきながら、ローマの凱旋将軍シーザーのごとくにサンパンに乗り移った。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
その日の出帆は、それでも、水夫らにとっては、「凱旋将軍の故国への船出」の感があった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
私はほど好く酔の廻つてゐる眼で、馬上ゆたかにこの壮麗な原野を見渡すと、凱旋将軍の天に冲するばかりな意気に炎えて、行列の歓呼と共にあらん限りの声を挙げた。
— 牧野信一 『山を降る一隊』 青空文庫
と先生意気揚々として早速凱旋将軍のやうな気でゐた。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
当時の春廼舎朧の声望は旭日昇天の勢いで、世間の『書生気質』を感歎するやあたかも凱旋将軍を迎うる如くであった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
それゆえ『片恋』一冊ぎりで再び彗星の如く隠れてしまう意であったが、財政上の必要が『片恋』一冊の原稿料では充たすに足りなかったので、あたかも凱旋将軍を迎える如くに争い集まる書肆の要求を無下に斥ける事も出来なかった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
どんな障害をも乗りこえて、私たちは凱旋将軍のように、勇敢に、かたくかたく結びつきましょう。
— ――ある女の日記―― 『オパール色の手紙』 青空文庫
作例 · 標準
激戦を制した凱旋将軍が、誇らしげに城へ戻ってきた。
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歴史書には、多くの凱旋将軍の功績が記されている。
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市民は凱旋将軍の姿を一目見ようと、街道に集まった。
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