前知
ぜんち
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
foreknowledge
文例 · 用例
えッ、お静、お前知らねェか」 「さあ、お隣りで借りて来ましょうか」 「いや、俺行ってくらァ、お貸元、すぐ帰ってまいります」 石松、表へ出る。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
もっとさきから、お目にかからぬさきから、私は、あなたのお名前知っていた。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
」「お前知らなかったのかい。
— 宮沢賢治 『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』 青空文庫
「クーボー大博士さ、お前知らなかったのかい。
— 宮沢賢治 『グスコーブドリの伝記』 青空文庫
私はそれだからといつて、鶴歩といふ字にかゝづらふわけではないが、以前知つた時、この橋は鶴の首に似て、淡々たる水の上に、薄雲の月更けて、頸を皓く眠つてゐた。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
家主は、かたいやつを、誇らしげにスポンと被って、腕組をずばりとしながら、「何かい、……この老人を、お町、お前知っとるかい。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
そして小田島が巴里を発つ前知人から贈られた缶入りのカキモチを見付けてカリカリ噛み始めた。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
君、あの人の名前知ってる?
— 織田作之助 『昨日・今日・明日』 青空文庫
作例 · 標準
彼はまるで未来を前知しているかのように、常に正しい選択をする。
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災害の前知があれば、多くの命が救われたかもしれない。
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その出来事を前知していたかのような発言に、皆驚いた。
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