飢える
うえる異読 かつえる
動詞-一段動詞-自動詞多音語
標準
to starve
文例 · 用例
漢朝に対する忠信という点から考えるなら、いつまでも節旄を持して曠野に飢えるのと、ただちに節旄を焼いてのち自ら首|刎ねるのとの間に、別に差異はなさそうに思われる。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
新子が軽井沢へ行くとき「今ウカウカしていると、親子四人で飢えるようなことになることよ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
しあわせに近所じゅういったいに樹木が多いので、それが背景になって樹木の緑にはそれほど飢える事はない。
— 寺田寅彦 『芝刈り』 青空文庫
貧民いかに正直なりともおのれが飢える飢えぬの境に至って墓場の鴉に忠義だてするにも及ぶまい。
— 正岡子規 『墓』 青空文庫
悠然として飢えるか!
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
会社に籍を置いてからも原稿の仕事は続けてきたし、技術的なコンサルタントを引き受けているところもあり、仕事に飢える不安はなかった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
激しい飛び散るようなその詩を聞いていると、私一人の飢えるとか飢えないとかの問題が、まるでもう子供の一文菓子のようにロマンチックで、感傷的で、私の浅い食慾を嘲笑しているようである。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
一ツしかなかったら、二ツに割って食べればいいだろう、何もなかったら、二人で飢えるさ」 これは、素敵にいい言葉であった。
— 林芙美子 『魚の序文』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to be starved of (e.g. love)
作例 · 標準
例句