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入監

にゅうかん
名詞動詞-サ変
1
標準
imprisonment
文例 · 用例
二月から入監つて、まだ一度か二度法廷に引つ張り出されたつきり、まだ刑も極らず、放たらかしにされて居るのである。
北原白秋 桐の花 青空文庫
例せば、日高郡|御坊町へ、前年その近傍の漁夫が命より貴ぶ夷子社を合併せしより、漁夫大いに怒り、一昨夏祭日に他大字民と市街戦を演じ、警吏等の力及ばず、ついに主魁九名の入監を見るに及び、所の者ことごとく合祀の余弊に懲り果てたり。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
むかし守屋大連は神道を頑守して仏教を亡ぼさんとし、自戮せられて啄木鳥となり、天王寺の伽藍を啄き散らせしというが、和歌山県当局は何の私怨もなきに、熊楠が合祀に反対するを悪み、十八昼夜も入監せしめたから、天、白蟻を下し、諸処を食い散らされたものと見える。
南方熊楠 神社合祀に関する意見 青空文庫
こは大阪未決監獄入監中に起草せるものなりき。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
」 と入監以来どうしても剃刀を当てさせないで生えるがままに生えさせている粗髯を撫でながら、小さな目をくるくるさせていた。
大杉栄 獄中記 青空文庫
と同時に、二年前に保釈出獄した電車事件の連中も、一審で無罪になったのを検事控訴の二審でまた無罪になり、さらに検事の上告で大審院から仙台控訴院に再審を命ぜられ、そこで初めて有罪になったのをこんどはこちらから上告して大審院で審議中であったのだが、急に保釈を取消されてやはり東京監獄に入監された。
大杉栄 獄中記 青空文庫
巣鴨は僕が初めて既決囚として入監させられた、したがってもっとも印象の深い生活を送らせられた監獄だ。
大杉栄 続獄中記 青空文庫
去年の五月の入監の時には十四貫五百五十目あったのが、九月にここへ移って来て十三貫六百目に下り、さらにこんどは十二貫七百目に落ちた。
大杉栄 獄中消息 青空文庫
作例 · 標準
判決が確定し、被告人は直ちに入監することとなった。
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彼は自分の犯した罪を償うため、静かに入監の列に並んだ。
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入監の手続きを終え、彼は厚い鉄格子の向こう側へと消えていった。
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