一斗
いっと
名詞
標準
1 "to" (unit of volume, approx. 18 litres)
文例 · 用例
二人が一斗笊|一個宛を持ち、僕が別に番ニョ片籠と天秤とを肩にして出掛ける。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
村役場から配布される自治案内に、七分搗米に麦をまぜて食えば栄養摂取が十分になって自から健康増進せしむることができると書かれてあって、微苦笑を催させずに措かなかったのはこの二月頃だったが、産業組合購買部から配給される米には一斗に二升の平麦が添加されることになった。
— 黒島傳治 『外米と農民』 青空文庫
それからまもなく、内地米一斗に外米四升が添加されるようになって麦の混食には平気だった者も外米のバラ/\してかたくて口ざわりの悪いのには閉口した。
— 黒島傳治 『外米と農民』 青空文庫
七斗なら水一斗が五貫だから、こいつは丁度三十五貫。
— 宮沢賢治 『フランドン農学校の豚』 青空文庫
床にも座敷にも飾りといっては無いが、柱立の見事な、畳の堅い、炉の大いなる、自在鍵の鯉は鱗が黄金造であるかと思わるる艶を持った、素ばらしい竈を二ツ並べて一斗飯は焚けそうな目覚しい釜の懸った古家で。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
おなかにも子供がいるし、背中にひとりおんぶして、もうひとりの子の手をひいて、そうして自身もかぜ気味で、一斗ちかいお米を運ぶ苦難は、その涙を見るまでもなく、私にもわかっている。
— 太宰治 『父』 青空文庫
半之助方|小僧、身ぶるえしつつ、酒一斗はとても入り兼ね候と返答致し候|処、山男、まずは入れなさるべく候と押して申し候。
— 宮沢賢治 『紫紺染について』 青空文庫
扨、小僧ますをとりて酒を入れ候に、酒は事もなく入り、遂に正味一斗と相成り候。
— 宮沢賢治 『紫紺染について』 青空文庫
作例 · 標準
昔は米を一斗単位で買っていたと祖母が言っていた。
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醤油を一斗缶で仕入れるのは、飲食店ならではの光景だ。
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燃料用の灯油を一斗買いする家庭は減った。
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