内質
ないしつ
名詞
標準
endoplasm
文例 · 用例
戰鬪の道は兩陣相對し相爭ふのであるが、酒には酒の氣、茶には茶の氣の有るが如くに、軍陣には軍陣の氣が有る可き理であるとすれば、軍陣の上には其の軍陣の内質に相應した外氣の發露騰上す可き譯である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
そこで軍氣を考へ、察し、其の甲兵を見ずして、既に其の意氣、即ち軍陣の内質本體の如何なるものなるかを知り、而して我と彼とを比較して勝敗利鈍の數を籌らうとするところから其の術を生じたのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
戦闘の道は両陣相対し相争うのであるが、酒には酒の気、茶には茶の気の有るように、軍陣には軍陣の気が有る理屈であるとすれば、軍陣の上にはその軍陣の内質に相応した外気が立ちのぼるはずである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
そこで軍気を考え観察して、その軍兵を見ないで既にその意気、即ち軍陣の内質や本体がどうであるかを知り、そして我と彼を比較して、勝敗の利不利の結果を予測しようとするところから、その術は生じたのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
かかる外形と内質との懸隔は、必ずしも軍隊の一方面のみに限らぬ樣に思ふ。
— 桑原隲藏 『支那猥談』 青空文庫
――しかし浴衣とは仮りの名で、実は内質の変つた、より正確にいへば「中形単衣」ともいふべし、軽便文化夏衣ともいふべしと思ふ。
— 木村荘八 『浴衣小感』 青空文庫
内質的に変化のないものがいくら蟹や蛙のように暴力や権力で押しつけの革命をやっても駄目ですよ。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
それは素人とはおもはれないしつかりした型にはまつたものらしかつた。
— 徳田秋聲 『微笑の渦』 青空文庫
作例 · 標準
彼は給料日前にもかかわらず、友人に内借をしてまで遊びに行っていた。
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借金があることを隠すために、彼は親戚に内借を続けた。
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「内借は信用を失う元だよ。本当のことを話して、正規の方法で借りるべきだ。」
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