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萌え

もえ
名詞頻度ランク #5252 · 青空 16
1
標準
sprouting
文例 · 用例
兎や雷鳥が、雪の降る時に白色に変り、草の萌え茂る時に、その色に変るやうに、カメレオンのやうに、絶えず変色したり、尺取り虫見たいに、枯枝と同じ色をして、力んでピンと立つてゐれば、生命と云ふものは保つものなのだ。
葉山嘉樹 氷雨 青空文庫
残雪がまだ消えやらず化粧柳の若芽が真紅に萌え立つ頃には宿の庭先に兎が子供を連れて遊びに来たり、山鳥が餌をあさり歩くことも珍らしくないさうである。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
残雪がまだ消えやらず化粧柳の若芽が真紅に萌え立つ頃には宿の庭先に兎が子供を連れて遊びに来たり、山鳥が餌をあさり歩くことも珍しくないそうである。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
リンデンの嫩芽の萌えを見て過ぎしこゝに又来ぬ枯葉落つる日 静かな声、物うげな調子、それを味うて見るべきである。
伊藤左千夫 歌の潤い 青空文庫
地面の底のくらやみに、うらうら草の茎が萌えそめ、鼠の巣が萌えそめ、巣にこんがらかつてゐる、かずしれぬ髪の毛がふるえ出し、冬至のころの、さびしい病気の地面から、ほそい青竹の根が生えそめ、生えそめ、それがじつにあはれふかくみえ、けぶれるごとくに視え、じつに、じつに、あはれふかげに視え。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
一週間ほどするうちに、それまで、全く枯野だった草原が、すっかり青くなって、草は萌え、木は枝を伸し、鵞や鶩が、そここゝを這い廻りだした。
黒島傳治 雪のシベリア 青空文庫
朽ちた古い柴の葉と、萌え出づる新しい栗や、樫や、蝋燭のような松の芽が、醋く、苦く、ぷん/\かおる。
黒島傳治 浮動する地価 青空文庫
賦役みねの雪よりいくそたび、  風はあをあを崩れ来て、萌えし柏をとゞろかし、   きみかげさうを軋らしむ。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
作例 · 標準
厳しい冬がようやく終わり、庭のあちこちに草木の萌えが見られるようになった。
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萌え始めたばかりの若葉が、春の日差しを浴びてキラキラと輝いている。
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大地の萌えを感じながら、春の公園を散歩するのが毎朝の日課だ。
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2
標準
crush (esp. on an imaginary character in manga, etc.)
作例 · 標準
アニメの新キャラクターの可愛さに、ネット上では「萌え」の書き込みが溢れた。
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彼は推しのアイドルに対して、並々ならぬ萌えを感じているようだ。
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「わあ、この猫の寝顔、最高に萌えだね!」
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ウィキペディア

萌え(もえ)とは、日本のサブカルチャーにおけるスラングで、主に漫画・アニメ・ゲーム・アイドルなどにおける、キャラクター・人物などへの強い愛着心・情熱・欲望などの気持ちをいう俗語。意味についての確かな定義はなく、対象に対して抱くさまざまな好意の感情を表す。キャラクター・人物の特徴に使われることも多く(「眼鏡―」・「メイド―」)、それらは、「萌え属性」「萌え要素」と呼称される。なお、「萌える」の本来の意味は「発芽」「芽吹く」と同義である。

出典: 萌え — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0