女護
にょうご
名詞
標準
mythical island inhabited only by women
文例 · 用例
雑魚寝の女護の島で、宿酔の海豹が恍惚と薄目を開けると、友染を着た鴎のような舞子が二三羽ひらひらと舞込んで、眉を撫でる、鼻を掴む、花簪で頭髪を掻く、と、ふわりと胸へ乗って、掻巻の天鵞絨の襟へ、笹色の唇を持って行くのがある。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
……浜から取立てを茹上げて持出すのだそうで、女護島の針刺といった形。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
そのごとく、馬が交会せずに孕み生むを見て、始めは人に見えぬよう竜と交わると信じたが、追々は竜の精を含める水さえ呑めば孕むと想い、甚だしきは女護島の伝説同様、ある馬は風に孕まさるといった。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
女護島へ男渡らば草履を数々出して男の穿きたるを印しに妻に定むという風俗の残れるにやと、ドウモ女人国へ行きたくなって何を論じ掛けたか忘れました。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
死ぬまでにいっぺん大奥の女護の島へお参りしてえと思ってたんだからね。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
ほかのところじゃねえ、女護が島を見つけに行くんだ。
— 血の降るへや 『右門捕物帖』 青空文庫
いま亜弗利加の西を南下しつつある The Garcia Moreno のなかで、まるで古|葡萄牙の民族詩人ルイス・カモウエンスがその海洋詩LUCIADUSのなかで好んで描写したような、何と途轍もない女護が島の光景がびっこリンプを包んでることか――GOD・KNOWS。
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
『宛で女護の島だね。
— 上司小劍 『東光院』 青空文庫
作例 · 標準
伝説によると、遠い海の彼方には女護の島が存在するという。
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男たちは、女護の島の話を興味津々に聞いていた。
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航海士たちは、未だ見ぬ女護の島を目指して船出した。
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標準
women-only location
作例 · 標準
「ここは女護の園ですから、男性は入れません」と、受付の女性は言った。
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昔の日本の奥御殿は、まさに女護の世界だった。
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そのサロンは、完全に女性だけの女護の空間だった。
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