瘡
くさ
名詞頻度ランク #36713 · 青空 176 例
標準
eczema
文例 · 用例
虎毛が少し涎をたらしていました故鵞口瘡かも知れぬと申して。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
当区内の鵞口瘡は此六日を以て悉皆主治したとの話をした十二日 午前警視庁の巡回獣医来る 健康診断のためである。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
予は獣医に府下|鵞口瘡の模様を問うた。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
きょうは午后から鵞口瘡疫の事に就て。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
一八五二年すなわち十歳のとき学校へ入るために Eton に行ったが、疱瘡に罹りまた百日咳に煩わされたりした。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
電気療法のさまざま 強い電光で皮膚病、殊に狼瘡などを治すいわゆるフィンゼン療法は数年前から行われている。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
地面には春が疱瘡のやうにむつくりと吹き出して居る。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
奥方には最愛の姫様があって、容貌も気質もすぐれて美しいお方であったが、その美しい姫様は明けて十七という今年の春、疱瘡神に呪われて菩提所の石の下へ送られてしまった。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫