物議
ぶつぎ
名詞頻度ランク #24348 · 青空 98 例
標準
public discussion
文例 · 用例
授与過剰の物議よりは、まだしも授与過少の不平の方が耳触わりの痛さにおいて多少の差等があるのである。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
かくのごとき見解と期待との相違より生ずる物議は世人一般の科学的知識の向上とともに減ずるは勿論なれども、一方学者の側においても、科学者の自然に対する見方が必ずしも自明的、先験的ならざる事を十分に自覚して、しかる後世人に対する必要もあるべし。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
このありさまは、ちょっと物議になりました。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
○二月、大阪梅田の劇場に団十郎乗込み、二興行の給料五万円は余りに法外なりという物議を醸す。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
当時、女学校の廊下を、紅色の緒のたった、襲裏の上穿草履で、ばたばたと鳴らしたもので、それが全校に行われて一時物議を起した。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
けれども一罎を貰ひ得た本人は多少の物議の末に、はや甘んじて、もう勿體なささうに罎の口を嘗め出したのである。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
これは福岡で籠城の用意をしたのが物議の種にならぬやうに、家老等の言質を取つたのである。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
それで方々で物議が起こることになったらまたちょっと自分は困るであろうなどとまで頭中将は思った。
— 末摘花 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
競馬で運試しに少し打ってみた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite