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白無垢

しろむく
名詞
1
標準
white kimono
文例 · 用例
ここで、私が思い浮べたのは、北米ポートランド市の、シチイ・パークから遠望した、フッド火山の、においこぼるる白無垢小袖の、ろうたけた姿であった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
白無垢のお小夜とお里が、今、花のまばらな梔の陰から出てつはぶきに取り囲まれた筑波井の側に立ち現はれたところである。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
衣服は白無垢に、水浅黄の襟を重ねて、袖口と褄はづれは、矢張白に常夏の花を散らした長襦袢らしく出来て居て……其が上から着せたのではない。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
が、不思議なのは、其の白無垢、何うして置いても些とでも塵埃が溜らず、虫も蠅も、遂ぞ集つたことが無い。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
――あの、白無垢に常夏の長襦袢、浅黄の襟して島田に結つた、両の手に秘密を蔵した、絶世の美人の像を刻んだ方は、貴下の其の祖父様では無いでせうか。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
白無垢の上から腹を三文字に切った。
森鴎外 興津弥五右衛門の遺書 青空文庫
今までは薄暗いのでよく判らなかったが、行燈の灯に照らしてみると、それは年のころ十八九の美しい女で、白無垢のうえに白縮緬のしごきを締め、長い髪をふりみだして首をくくっているのであった。
岡本綺堂 百物語 青空文庫
異人は皆黒服、和人は皆|白無垢なり。
夢野久作 白くれない 青空文庫
作例 · 標準
神社での結婚式で、花嫁は美しい白無垢を身にまとっていた。
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白無垢姿の花嫁は、凛として清らかな印象を与えた。
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昔ながらの和装で、白無垢は日本の結婚式の象徴だ。
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ウィキペディア

白無垢(しろむく)とは、表裏白一色で仕立てた和服である。

出典: 白無垢 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0