気前
きまえ
名詞頻度ランク #27861 · 青空 318 例
標準
generosity
文例 · 用例
」「ケチねえ、一ハラ気前よく買いなさい。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
しかも、こんな場合本能的に、そうした気前を見せる相手の心理状態に、是非とも探り入らずには措かぬ習慣を持っている私のアタマが、この時に限って痲痺したようになっていたのは何故であったろうか。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
成程一とわたりは男選みもしようし、気前惚れもしようさ。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
真っ裸にして日干し上げて見ろ、女が一等先きに目を着けるのは、気前でもなけりゃ、男振りでも無え、金だ。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
朽ちた露地板は気前を見せて、お孝が懐中で敷直しても、飯盛さえ陣屋ぐらいは傾けると云うのに、芸者だものを、と口惜がっても、狭い露地は広くならぬ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
七日十日|逗留して故郷へ手紙を出した処で、仔細あって送金の見込はないので、進退|谷まったのを、宜しゅうがすというような気前の好い商人はここにはない。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
「今度の旦那は気前が実にいいなあ。
— 宮沢賢治 『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』 青空文庫
……お二人でね……」 お駄賃に、懐紙に包んだのを白銅製のものかと思うと、銀の小粒で……宿の勘定前だから、怪しからず気前が好い。
— 泉鏡花 『若菜のうち』 青空文庫
作例 · 標準
困っている人への彼の気前には、いつも頭が下がる思いだ。
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店主の気前で、今日はサービス品をたくさんおまけしてもらった。
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彼のおごりで豪華な食事ができたのは、その気前のおかげに他ならない。
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