面出し
めんだし
名詞
標準
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文例 · 用例
源次は表向き面出しをするわけにも行かねえんだから、多吉一人じゃあちっと手不足かも知れねえよ。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
(さっさと去ね、こない場所へのこのこと面出しおって、何さらす、去ねやい。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
所詮お帰りまでは面出し無用じゃ」 いつもの事で、珍らしくないと思いながらも、鎌髭を食いそらした奴どもが怖い伯母御に縮み上っている、無邪気な子供らしい様子が堪らなくおかしいので、お仙は端下ない声をあげて笑った。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
あっしは初めからこの目で見てたんだから、よく知ってますがね、あの若衆の御主人様が、お微行でどこかへお遊びに来ていらっしゃると見えましてね、そこへの御用の帰りにあそこの角迄やって来たら、あの四人連れがひょっこり面出しやがって、やにわと因縁つけやがるんですよ。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
「手前なんぞの、青っ臭えのに、骨を折られて、このまま引っ込んじゃ、仲間へ面出しができねえや――若旦那、止めちゃあいけねえ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
乞食芸人になっちゃあ、仲間へ面出しが出来ねえや」「これで、お嬢さんが、娘手踊か、水芸とくりゃあ、儲かるがのう」「小父様、お琴は?
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
その暁に、おまはんに、謀反気を起してずらかられでもしたら、法印も、これから世の中へ面出しが出来なくなる」「まだあんなことをいっている、疑ぐり深い人だねえ――」 と、お初は明るく笑って、「ああ、いいことを思いついた。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
ああして恩になったり、世話になったりしたところへ、江戸へ来てみれば面出しをしねえというのは義理が悪い。
— 道庵と鰡八の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
書店の店頭では、新刊が面出しでディスプレイされ、客の目を引いていた。
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面出し陳列は、商品の魅力を最大限に引き出す効果がある。
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雑誌コーナーは、常に最新号が面出しで並べられている。
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