白日夢
はくじつむ
名詞
標準
daydream
文例 · 用例
チエスタ孃は彼女の座席から身を乘り出し、顏色は麥粉のやうに眞白に血の氣を失ひ、眼を大きく見開いて、白日夢を見る人のやうに『エイブラム師』を凝視めてゐた。
— オウ・ヘンリ 『水車のある教會』 青空文庫
何かのはずみに間違えて平民の社会に天降った侯爵令嬢良子が、つつがなく再び天上したからには、総てはあの時ぎりの白日夢とし、東郷侯爵家というもののまわりは又〔七字伏字〕閉ざされたかの如き感じを世間が持つよう、細心な努力が払われている。
— 宮本百合子 『花のたより』 青空文庫
」この白日夢の中に、神々の古い物語についての解釈が浮かんできました。
— 一八九三年七月二二日付 チェンバレン 宛 『手紙』 青空文庫
夕方の途上で泊客を見たら、何と綺麗だつたらう、新秋、二人相携へて箱根へゆく、――そして彼等の会話、――冷たいわねえ、いゝ時候ですわね――モチ、私の白日夢の一片である、ハ、ハ、ハ。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
薄明と夢との交錯する国でありうつらうつらとした青き白日夢の国である。
— ――漫談的無駄話―― 『「香水の表情」に就いて』 青空文庫
さればかの明眸の女詩人も、この短髪の老画伯も、その無声の詩と有声の画とに彷弗たらしめし所謂支那は、寧ろ彼等が白日夢裡に逍遙遊を恣にしたる別乾坤なりと称すべきか。
— ―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 『骨董羹』 青空文庫
作者の白日夢でありシンフオニイである。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
また、見られるであろうあの空の白日夢。
— 蘭郁二郎 『夢鬼』 青空文庫
作例 · 標準
授業中に白日夢を見てしまい、先生に注意されてしまった。
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彼女は窓の外を眺めながら、しばしば白日夢に浸っている。
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現実逃避のために白日夢を見るのは、あまり健康的ではないかもしれない。
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