頬骨
ほおぼね異読 きょうこつ・ほほぼね
名詞
標準
cheekbone
文例 · 用例
頬骨が東洋風に出張っていてそれで西洋人の近東の男。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
赤茶けた、澤のない、ばさばさ髪、高い頬骨、肩掛をはづした女の顏は見違へる程痩せてゐた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
白髪の多い、頬骨の高いおまきは、伏目にそれをじっと眺めながら、ときどきそっと眼を拭いていた。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
今度は弱々しそうな頬骨の尖っている、血痰を咯いている男が倒れた。
— 黒島伝治 『橇』 青空文庫
父親の医者というのは、頬骨のとがった髯の生えた、見得坊で傲慢、その癖でもじゃ、もちろん田舎には刈入の時よく稲の穂が目に入ると、それから煩う、脂目、赤目、流行目が多いから、先生眼病の方は少し遣ったが、内科と来てはからッぺた。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
婚礼の席に連なったときや、明け暮れそのなかのいいのを見ていたおれは、ええ、これ、どんな気がしたとおまえは思う」 という声濁りて、痘痕の充てる頬骨高き老顔の酒気を帯びたるに、一眼の盲いたるがいとものすごきものとなりて、拉ぐばかり力を籠めて、お香の肩を掴み動かし、「いまだに忘れない。
— 泉鏡花 『夜行巡査』 青空文庫
その無理にゆがめた唇のほとりから逃げた筋肉が、突拍子もなく頬骨の上部まで丸く高まって、てらてらした湯上りの顔中の皮膚の艶を一所に集めてしまった様に、茶の間のランプの光を受けた。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
上目瞼は薄黒い皺のまま大きな眼球の上に高まって、鼻柱と頬骨との間の眼下の筋肉の著しいたるみは、丁度、色の褪せ切った青蚊帳の古い端片れを吊げた様に見えた。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
作例 · 標準
モデルの女性は、すっきりとした高い頬骨が印象的だった。
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彼は転んで頬骨をぶつけてしまい、しばらく痛みが続いた。
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この彫刻は、頬骨のラインが非常に美しく表現されている。
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ウィキペディア
頬骨 は、頭蓋骨の頬骨弓の構成要素である骨。頬を持つ脊椎動物がこれをそなえる。
出典: 頬骨 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0