違令
いれい
名詞
標準
violation of law
文例 · 用例
子供の吹く素燒の笛で、駄菓子屋で三錢ぐらゐで賣つてる品だが、室生はそれをれいれいしく、寶物のやうにして机の上に飾つて置くのだ。
— 萩原朔太郎 『所得人 室生犀星』 青空文庫
私もいただきました」 見せて貰うと、洗濯屋の名刺のように大きな名刺で「伯爵勲一等板垣退助五女……」という肩書がれいれいしくはいっていた。
— 織田作之助 『民主主義』 青空文庫
近いれいとしてはネルソンを上げませう。
— 鈴木三重吉 『青い顔かけの勇士』 青空文庫
かれはふたたび日記を書くべく罫紙を五六十枚ほど手ずから綴じて、その第一|頁に、前の三か条をれいれいしく掲げた。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
新聞紙上には二号活字がれいれいしくかかげられて、いろいろの計画やら、風説やらが記されてある。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
彼は、偶然それを原田の玄関で配達者から受け取つた時、母の手蹟で、れいれいと書かれてゐる書状の裏の自分の名前を見て、母に済まなく思つたり、いつかのやうに怪しく自分の存在を疑ふやうな妄想に走つたりした。
— 牧野信一 『鏡地獄』 青空文庫
「私妻」等と書かれたことの腹立たしさよりも、れいれいしく書いた男が滑稽に思えてきた。
— 伊藤野枝 『出奔』 青空文庫
その時ふと胸にきたものは、あんなに麗かな面ばせで、れいれいとした声で話されるに、憂苦といおうか、何かしら、話してしまいたいといったようなものを持っていられるということだった。
— 長谷川時雨 『九条武子』 青空文庫
作例 · 標準
交通規則の違令は、罰金や免許停止につながる可能性がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
会社の規定に違令した社員は、懲戒処分の対象となった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「無許可での建築は違令行為ですよ!」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite