麺棒
めんぼう
名詞
標準
rolling pin
文例 · 用例
またいつも影の形に添ふやうな小笠原氏のゐなかつたのは、土地の名物とて、蕎麦切を夕餉の振舞に、その用意に出向いたので、今頃は、手を貸して麺棒に腕まくりをしてゐやうも知れない。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
「それに自分の着物を畳みもせずに、脱っぱなしで寝て了うなんて、それだから御父さんも、この身上は譲られないと言うんじゃないか」 剛情なお島は、到頭|麺棒で撲られたり足蹴にされたりするまでに、養父の怒を募らせてしまった。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
「それに自分の着物を畳みもせずに、脱っぱなしで寝て了うなんて、それだから御父さんも、この身上は譲られないと言うんじゃないか」 剛情なお島は、到頭麺棒で撲られたり足蹴にされたりするまでに、養父の怒を募らせてしまった。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
Yは、卓越したパイ焼職人のように、上手に地図と時間表とを麺棒に使い、貧弱な旅費の捏粉を巧に長崎まで延して来たのであった。
— 宮本百合子 『長崎の印象』 青空文庫
メン(麺)ソーメン(索麺)ニユーメン(乳麺かこの語漢語か何か知らぬ)メンボー(麺棒)ウンドン(饂飩)の類皆これである。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
出かけ、変な活動の割引きで、チャップリンと、キートンのとち麺棒―― Seven Chances というのを見、かえる。
— 一九二六年(大正十五年・昭和元年) 『日記』 青空文庫
親分も麺棒をもって渡り合った。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
老妻が麺棒を握って額から汗を流している間に、私は疎開のとき東京から持ってきた霞網を麥田と菜畑との間に張って雀数羽を獲り、これを汁のなかへ入れて雀蕎麥を作ったところ、これが甚だ珍味であったのである。
— 佐藤垢石 『食指談』 青空文庫
作例 · 標準
うどんを打つために、太くて長い麺棒が必要だ。
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彼女は麺棒を使って、クッキー生地を均一に伸ばした。
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パン作りに欠かせない道具の一つが麺棒だ。
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