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水の泡

みずのあわ
表現名詞頻度ランク #44346 · 青空 184
1
標準
bubble on the surface of water
文例 · 用例
スコットランドへ旅行して鳶色をした泥炭地の河水の泡に興味を感じて色々実験をしたのもこの時代のことであった。
寺田寅彦 レーリー卿(Lord Rayleigh) 青空文庫
伯父さんがいけないとおっしゃったから、まあ私も仕方がないと、おまえにわけもなく断念めてもらった日にゃあ、おれが志も水の泡さ、形なしになる。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
――ゆらゆら揺れるブランコと、ふわふわとんでく水の泡、これがあたしの歌なのよ」「あなたのお話は、おもしろそうだわ。
――七つのお話からできている物語―― 雪の女王 青空文庫
それでは新太郎ちやんの努力が水の泡になる。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
年来理想の新種を得るのにまだまだ幾多の交媒と工夫を重ねなければならない前途|暗澹たる状態であるのに、今またプールの親金魚をこの水で失くすとすれば、十四年の苦心は水の泡になって、元も子も失くしてしまう。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
といぶかり、両隣りの左官屋、炭屋も、耳をすまし、悪事千里、たちまち人々の囁きは四方にひろがり、人の運不運は知れぬもの、除夜の鐘を聞きながら身代あらわれ、せっかくの三年の苦心も水の泡、さすがの智者も矢弾つづかず、わずか銀一粒で大長者の万屋ぐゎらりと破産。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
いまこの濁流を渡って、あなたの身にもしもの事があったなら、きょうまでのわしの苦労もそれこそ水の泡になります。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
十|尾ばかりの小さな鮠も水の泡のように浮んだ。
田中貢太郎 岩魚の怪 青空文庫
作例 · 標準
魚が吐き出した水の泡が、太陽の光を浴びて真珠のようにキラキラと輝いている。
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洗剤を垂らすと、水面に無数の水の泡が立ち上がり、子供が歓声を上げた。
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湧き水の底から立ち上る水の泡を、時間を忘れて眺め続けていた。
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2
標準
(coming to) nothing
作例 · 標準
準備に一年を費やしたプロジェクトが、土壇場のキャンセルで水の泡となった。
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「あんなに頑張ったのに、一瞬で水の泡だなんて……」
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油断したせいで、これまでの全ての努力が水の泡に帰してしまった。
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3
標準
something short-lived
作例 · 標準
栄華を極めた権力者の末路は、まるで水の泡のように儚いものだった。
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恋のときめきなんて、所詮は一時の水の泡に過ぎないのかもしれない。
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「人生は水の泡。だからこそ、今この瞬間を大切に生きるんだ」
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