泡
あわ異読 あぶく
名詞多音語頻度ランク #10321 · 青空 1594 例
標準
bubble
文例 · 用例
(以下少しく独白めいて、岩野泡鳴を批評しよう。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
蓋し、個人――即ち夢みる動物中の理論なり想像なり幻想なり其他何でもが、他の個人にまで如何に影響するかの其処に生の全ての意味があるのを、その影響以前に於てだけ刹那を考へてゐた泡鳴は、悲劇、即ち生死合一境――言換れば慈愛の境地を見ることがなかつた。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
欄下の溜池に海蟹の鋏動かす様がおかしくて見ておれば人を呼ぶ汽笛の声に何となく心|急き立ちて端艇出させ、道中はことさら気を付けてと父上一句、さらば御無事でと子供等の声々、後に聞いて梯子駆け上れば艫に水白く泡立ってあたりの景色廻り舞台のようにくる/\と廻ってハンケチ帽子をふる見送りの人々。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
謝源は派手な琉球絣の薄ものをたつた一枚身にまとひ、郭光の酌で泡盛の大杯をチビリ、チビリと飲んで居た。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
実際蘭人達は日本酒、殊にアルコール分の強い泡盛は飲めなかつたのである。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
危險この上ないビールの泡だ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
ぢいつと茫然黄昏の中に立つて、なんだか父親の映像が気になりだすと一歩二歩歩みだすばかりです深夜の思ひこれは泡立つカルシウムの乾きゆく急速な――頑ぜない女の児の泣声だ、鞄屋の女房の夕の鼻汁だ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
由来わが血の大方は頭にのぼり、煮え返り、滾り泡だつ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日泡について考えている。
泡という言葉は日本語で重要だ。
彼は泡の意味を理解している。
この文には泡が含まれている。
ウィキペディア
泡 は、気体を分散相とし、液体(あるいは固体)を連続相とする性状の物体。液体もしくは固体の中に空気などの気体を含んだものである。泡の典型例にシャボン玉やビールの泡がある。
出典: 泡 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0