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離る

さかる
動詞-四段-ラ行-古典動詞-自動詞
1
標準
to go away
文例 · 用例
九つの歳父母に従うて東海道を下りし時こゝの水楼に※魚の塩焼の骨と肉とが面白く離るゝを面白がりし事など思い出してはこの頃の吾なつかしく、父母の老い給いぬる今悲しかり。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
城下の者にて幸助を引取り、ゆくゆくは商人に仕立てやらんといいいでしがありしも、可愛き妻には死別れ、さらに独子と離るるは忍びがたしとて辞しぬ。
国木田独歩 源おじ 青空文庫
まがつびここに塚ありと、  おどろき離るゝこの森や、風はみそらに遠くして、   山なみ雪にたゞあえかなる。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
月東山を離るといふの句は詞客の套語となれりといへども、実は水に近き楼台の先づ清輝を看るを得るの多趣なるに如かず。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
ただ遥かにかの西方の覚者救済者阿弥陀仏に帰してこの矛盾の世界を離るべきである。
宮沢賢治 ビジテリアン大祭 青空文庫
櫻木大佐の言の如く、無謀に本島を離るゝ事が出來ぬものとすれば、他に何の策も無い。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
)画工 (あおりたる児の手を離るると同時に、大手を開いて)こうなりゃ凧絵だ、提灯屋だ。
泉鏡花 紅玉 青空文庫
広縁のはずれと覚しき彼方へ、板敷を離るること二尺ばかり、消え残った燈籠のような白紙がふらりと出て、真四角に、燈が歩行き出した。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
作例 · 標準
(古典文より)都を離るること、はや幾年になるだろうか。
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(古典文より)人里離れた山奥で、ひっそりと暮らしていた。
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(古典文より)遠く離るる故郷を思う。
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