小枝
こえだ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #34140 · 青空 952 例
標準
twig
文例 · 用例
小枝の先に散り残った枯れ/\の紅葉が目に見えぬ風にふるえ、時に蠅のような小さい虫が小春の日光を浴びて垣根の日陰を斜めに閃く。
— 寺田寅彦 『森の絵』 青空文庫
こんな事を始めて気づいて驚いている私の鼻の先に突き出た楓の小枝の一つ一つの先端には、ルビーやガーネットのように輝く新芽がもうだいぶ芽らしい形をしてふくらんでいた。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
それから、樅や、栂の小枝を、鉈で、さくりさくり伐り落して、鮮やかな、光沢のある、脂の香気が、鋭敏に鼻感を刺戟する、青葉の床を延べる。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
白炭 小枝に石灰を塗って焼いた炭である。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
この盛んな勢いで生長している植物の葉の茂りの中に、枯れかかったような薔薇の小枝から煤けた色をした妙なものが一つぶら下がっている。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
花の落ちた小枝を剪っているうちに気が付いて、よく見ると、大きさはやっと拇指の頭くらいで、まだほんの造り始めのものであった。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
すると私のすぐ眼の前に突き出ている小枝に簑虫のぶら下がっているのが眼に付いた。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
よく見ると簑は主に紅葉の葉の切れはしや葉柄を綴り集めたものらしかったが、その中に一本図抜けて長い小枝が交じっていて、その先の方は簑の尾の尖端から下へ一|寸ほども突き出て不恰好に反りかえっていた。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
作例 · 標準
焚き火にくべるために、森に落ちている乾いた小枝を拾い集めた。
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庭のモミジの小枝に、一羽の小さなメジロが止まって毛繕いをしている。
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強い風が吹くたびに、窓ガラスに当たってカサカサと鳴る小枝の音が気になる。
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