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本妻

ほんさい
名詞
1
標準
one's legal wife
文例 · 用例
――本妻正室と言わばまた聞こえる。
泉鏡花 多神教 青空文庫
そこでは本妻に子がなく、その時分にはまだそんな習慣もあって、彼は子種を取るためのお腹様の腹から産まれたのであり、本妻の子として育てられたものだったが、結婚生活の二年目に日露の戦争が起こり、彼も出征して戦死してしまった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
そういう人間の本妻の立場になって考えてごらん。
徳田秋声 縮図 青空文庫
その時網元の主人は、先妻を亡くしているうえに子供もないので、子供が生れたなら本妻になおすつもりをしていた。
田中貢太郎 妖蛸 青空文庫
)「雪がちらちら雨まじりで降る中を、破れた蛇目傘で、見すぼらしい半纏で、意気にやつれた画師さんの細君が、男を寝取った情婦とも言わず、お艶様――本妻が、その体では、情婦だって工面は悪うございます。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
その喜兵衛は本妻を娶らずに二人の壮い妾を置いていたが、その妾の一人のお花と云うのが妊娠した。
田中貢太郎 四谷怪談 青空文庫
ひとつには、柳吉の本妻は先年死に、蝶子も苦労の仕甲斐があった。
織田作之助 わが町 青空文庫
しかし銀造はチマ子を可愛がったから、銀造の本妻が死んだ時、そのあとへはいれたのだが、銀造は既に破産していた。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
作例 · 標準
彼は本妻と子供たちを大切にする良き父親だ。
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昔の物語では、本妻と側室の争いがよく描かれる。
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本妻としての立場を守り、家庭を支えた。
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