二流
にりゅう
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #34156 · 青空 224 例
標準
second-rate
文例 · 用例
灰いろと葡萄いろの二流れの雲は峯々を絡み、うずめ、解けて棚引く。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
三ヶ月の支那旅行を終つて、いよいよ明日は日本へ歸ると云ふ前夜、向うで知り合つた二三の友人と別宴を交し可成り醉つてゐた處を例の黄苞車でぐるぐる引きまはされたあとなのでどこのどう云ふ處にあつたのか覺えてゐないが、とにかく法租界の暗い裏町にある二流どこの阿片窟だ。
— 南部修太郎 『阿片の味』 青空文庫
この少年は数学は勿論、その他の学力も全校生徒中、第二流以下であるが、画の天才に至っては全く並ぶものがないので、僅に塁を摩そうかとも言われる者は自分一人、その他は、悉く志村の天才を崇め奉っているばかりであった。
— 国木田独歩 『画の悲み』 青空文庫
第一は多摩川、第二は隅田川、むろんこの二流のことは十分に書いてみたいが、さてこれも後廻わしにして、さらに武蔵野を流るる水流を求めてみたい。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
出資者は金を出す、事業経営者は二流担保ではあるが担保を出すことまでは極つたが、貸借は直接関係でしたくはない。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
」 下を二流し筏が辷る。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
そして、僕は近代小説は結局日本の伝統小説からは生まれないという考えの下に、よしんば二流三流五流に終るとも、猫でも杓子でもない独自の小説を書いて行きたいと、日夜考えておりますので、エロだとかマルクスだとか、眼を向いてキョロキョロしている暇はないのであります。
— 織田作之助 『猫と杓子について』 青空文庫
第一ホテルのような、二流のホテルでも、人は自分の家の畳の上を歩くような歩き方は出来ないのだ。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
作例 · 標準
あのレストランのサービスは、一流とは言えない二流のレベルだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
二流の作品でも、心に残る感動を与えるものもある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は二流の大学を出たが、努力で大企業の社長になった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash