上目
じょうもく
名詞
標準
superorder
文例 · 用例
岩の上には、浦島ツツジ、ツガサクラ、コケモモなどが、平ッたくしがみついている、私は岩角に身を倚せて、眼下遥かに低い谷底を見た、雲と霧と入り乱れて、フツ、フツと山上目がけて来る、その裂け目から谷を隔てて赤石山脈の大嶺、その間に、また谷を隔てて早川の連嶺が、幾析となく重なって、不安な光輝を放っている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
その様態化としては、横目、上目、伏目がある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
側面に異性を置いて横目を送るのも媚であり、下を向いて上目ごしに正面の異性を見るのも媚である。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
神前をはばかるのか、かれは絶えずうつむいているが、ときどき鋭い上目使いをしてあたりに注意しているらしいのが半七の眼についた。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
紅は、なお気がかりらしく、今度は恐る恐る、上目遣いに職長の方を見た。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
この自画像No.1は恐ろしくしわだらけのしかみ面で上目に正面をにらみつけていて、いかにも性急なかんしゃく持ちの人間らしく見えるが、考えてみると自分にもそういう資質がないとは言われない。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
隣の大将が食卓でオール・ドゥーヴルを取ってから上目で給仕の女中の顔をじろりと見る、あの挙動もやはり「生きてはたらきかける」ものをもっている。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
くにゃりと上体をねじ曲げて、歌舞伎のうたた寝の形の如く右の掌を軽く頬にあて、口を小さくすぼめて、眼は上目使いに遠いところを眺めているという馬鹿さ加減だ。
— 太宰治 『小さいアルバム』 青空文庫
作例 · 標準
分類学において、上目は「綱」の次の階級である。
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新しい研究により、これまで知られていなかった上門の存在が示唆されている。
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その生物の分類について、上門のレベルで議論が続いている。
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