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任せきり

まかせきり
名詞
1
標準
leaving everything up to someone else
文例 · 用例
ひとつには、女中が豹一を看病することに異常な情熱を見せたので、多鶴子はなにか気色を損じ、女中に任せきりで置くというわけにいかなかったのである。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
強いて致しますと『私、時もたないです』と申しまして、万事私に任せきりでございました。
小泉節子 思い出の記 青空文庫
どんな小さな鑑定にも、必ず自分の息を吹きかけねば気の済まなかった先生が、近頃はほとんど我々助手に任せきりだった。
小酒井不木 闘争 青空文庫
任せきりだとはいうものゝ、鑑定書には必ず眼をとおされ、助手の手にあまるような問題には決して労力を惜まれなかったが、どう観察しなおしても、以前ほどの熱はなく、教室でぼんやり時を過されることが度々であった。
小酒井不木 闘争 青空文庫
それは必ずしも宗教的な意味を含んで言ふのではない、捨小舟が流れのまゝに身を任せてゐるやうにすべてを自然のまゝに任せきり、いづこへか自分を引ずつてゆく力に強ひて逆らはうとはせずそのまゝ從ふといふ態度であつた。
島木健作 盲目 青空文庫
すなわち、かくも無能低劣なる我々に映画を任せきりにして今まで省みようともしなかつたのはだれの責任であるかと。
伊丹万作 映画と民族性 青空文庫
で、新聞の準備もほとんどみんなに任せきりにしている間に、こんどはチブスという難病に襲われた。
大杉栄 日本脱出記 青空文庫
まだあぶないように思われるほどの小さい方を女王は始終手に抱いているので、ほんとうの祖母である明石夫人は、養祖母に任せきりにして、産湯の仕度などにばかりかかっていた。
若菜(上) 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
仕事の締め切りが迫っているのに、彼は全てを後輩に任せきりだった。
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子育ては妻に任せきりにしていたら、いつの間にか子供が懐かなくなってしまった。
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このプロジェクトの成功は、君に任せきりではいかない。皆で協力しよう。
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