対話者
たいわしゃ
名詞
標準
interlocutor
文例 · 用例
それとは別に、演劇そのものが実は、「舞台と観客との対話」であり、たとへ、その物語の口調に雄弁の要素が含まれてゐるにせよ、その雄弁は決して、一方的に、対手の反応を無視して行はれるものではなく、それは常に、理想として、対話者の微妙な心理を基礎としてゐるのである。
— ――新劇の決算―― 『未解決の問題』 青空文庫
しかし普通雑談の時に、言葉が対話者の間を、淀みなく往ったり来たり流れているのとはだいぶ趣を異にしていた。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
私の対話者のある者は、英語を僅かしか知らなかった。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
(c)わたしの考えでは、プラトンにおいてもクセノフォンにおいても、ソクラテスはむしろ対話者のために議論しているのであって、その主題のために議論しているのではない。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
ゴリオ爺さんは不意に頭を上げて二人の対話者にきらきらした一方で、不安に満ちた目を向けた。
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
作例 · 標準
彼は非常に聞き上手な対話者であり、相手が自ら本音を漏らしてしまうような雰囲気を作る。
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ソクラテスは広場で市民を対話者として選び、問いを繰り返すことで真理を探究した。
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議論を深めるためには、自分の考えを相対化してくれる優れた対話者の存在が重要だ。
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