第一章
だいいっしょう
名詞
標準
chapter one
文例 · 用例
もっとも正当なソナタやシンフォニーのように四楽章から成る場合だと、第一章が通例早いテンポのソナタ形式のもの、第二章がいわゆるスロームーヴメントで表情豊かな唱歌形式のもの、第三章が軽快な舞踏曲のようなもので、往々|諧謔的なスケルツォが使われる。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
内容論第一章 主観と客観 詩という言語が指示している、内容上の意味は何だろうか?
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
形式論第一章 韻文と散文 詩とは「詩的精神」が「詩の表現」を取ったものであることを、本書の始めに於て述べておいた。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
此の早雲という老夫も中々食えない奴で、三略の第一章をチョピリ聴聞すると、もうよい、などと云ったという大きなところを見せて居るかと思うと、主人が不取締だと下女が檐端の茅を引抽いて焚付けにする、などと下女がヤリテンボウな事をする小さな事にまで気の届いている、凄じい聡明な先生だった。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
紀元二千六百年頌交聲曲詩篇大陸の黎明第一章 序曲天地の闢けしはじめ、成りませる神々神々を、 (讚へまつれ、いざや。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
之等の詩は邪宗門の最近作と同傾向のものであつて、却てその第一章『魔睡』中に入る可きものである。
— 東京景物詩改題に就て 『雪と花火余言』 青空文庫
「八十七、八十八、八十九……」第二部 青春の逆説第一章一「……九十、九十一、九十二、九十三……」 唱名のように声をだして、豹一は数を読みつづけて行った。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
」第二部 聖徒の地第一章 アルカリ大平原にて 広大な北米大陸の中央部に、文明の西進を長年阻んできたきびしい不毛の荒野がある。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
作例 · 標準
物語は、主人公が故郷を旅立つ場面から始まる第一章で幕を開ける。
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この歴史書は、古代文明の興隆を解き明かす第一章から読み応えがある。
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「魔法使いの修行」というタイトルの第一章は、主人公の隠された才能を描いている。
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