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瓜二つ

うりふたつ
名詞-の形容詞
1
標準
exactly alike (in appearance)
文例 · 用例
あの娘は年齢から眼鼻立ち、背丈恰好、物腰、声音まで、死んだお熊さんに瓜二つ……と申す仔細は、ほかでも御座んせん。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
出世を競り合うて呪咀い合うものと聞いた、蔵元屋の前の御寮さんが、コッソリ里子に遣ったままにして置いた芋屋の娘……正しく蔵元屋の血統を引いた、お熊さん同様の一点の疵もない卵の剥き身、生さぬ仲の芋屋の老人夫婦を真実の親と思い込んでの孝行振りまで、お熊さんと瓜二つの生き写し。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
上品な額や、花車な頤や、さては振分け髪を一束づつ載せた細りとした肩のあたりと云い、瓜二つどころか全く豆と豆との如くと云っても足りない位である。
渡辺温 少女 青空文庫
少し高過ぎるくらゐに鼻筋がツンとして、彫刻か、練ものか、眉、口許、はつきりした輪郭と云ひ、第一櫻色の、あの、色艶が、――其が――今の、あの電車の婦人に瓜二つと言つても可い。
泉鏡太郎 人魚の祠 青空文庫
桔梗 真に、瓜二つでございますねえ。
泉鏡花 天守物語 青空文庫
私は、あなたと瓜二つだ。
太宰治 虚構の春 青空文庫
老い疲れたる帝国大学生、袖口ぼろぼろ、蚊の脛ほどに細長きズボン、鼠いろのスプリングを羽織って、不思議や、若き日のボオドレエルの肖像と瓜二つ
太宰治 狂言の神 青空文庫
――まず都へ上って年を経て、やがて国許へ立帰る侍が、大路の棟の鬼瓦を視めて、故郷に残いて、月日を過ごいた、女房の顔を思出で、絶て久しい可懐さに、あの鬼瓦がその顔に瓜二つじゃと申しての、声を放って泣くという――人は何とも思わねども、学問遊ばし利発な貴女じゃ、言わいでも分りましょう。
泉鏡花 白金之絵図 青空文庫
作例 · 標準
例句
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