金属箔
きんぞくはく
名詞
標準
metal foil
文例 · 用例
「どうしたんですか」 するとレーダー手は、ブラウン管の膜面におどるエコーの映像を指してダイヤルをまわしながら、「これごらんなさい、ギンネコ号がおびただしい電波妨害用の金属箔をまきちらしたようです。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
とうとうみょうなことをはじめたな」 ギンネコ号がまきちらしたらしい電波妨害用の金属箔というのは、よく飛行機などが敵の戦闘機に追いかけられたとき空中にまきちらす錫箔などをいう。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
これはもうほうっておけない」 隊長はついに命令を発し、救援艇の第三号と第五号と第七号の三台に、全速力をもってギンネコ号のあとを追いかけ、電波妨害用の金属箔のむこうへ出、状況をよく見て報告するようにと伝えた。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
だからこの三台の追跡隊が、金属箔のかべのところまでいくには、四時間もかかって、午前五時となった。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
ようやく金属箔のかべをつきぬけたのはいいが、そのむこうにまた金属箔のかべがあった。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
ギンネコ号が金属箔のかべを作ったあとのことであるが、流星かと見まごうばかりの快速ロケットが、救援隊とは反対の方向からギンネコ号にむかってどんどん距離をちぢめてくるのが、ギンネコ号にわかった。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
そしてギンネコ号を、そのほうへ最高速力で近づけるとともに、うしろにはたえずレーダー妨害用の金属箔の雲をまきちらした。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫