加給
かきゅう
名詞動詞-サ変
標準
raising salaries
文例 · 用例
自分等はその起原を平家の滅亡、承久の乱等に伴なう多くの大名の没落が、鎌倉方の武家に多分の新恩を加給した時代に初まっていると思う。
— 柳田国男 『家の話』 青空文庫
ところが、嫁ぎ先の寺田屋へ着いてみると姑のお定はなにか思ってかきゅうに頭痛を触れて、祝言の席へも顔を見せない、お定は寺田屋の後妻で新郎の伊助には継母だ。
— 織田作之助 『螢』 青空文庫
「お父さん、舟の中はなんだかきゅうくつじゃありませんか」 父親は旨そうにむしゃむしゃと飯を喫っていて顔をあげなかった。
— 田中貢太郎 『参宮がえり』 青空文庫
」 こう彼は呟いたまま、しばらく女の寝顔に見恍れていたが、何と思ったかきゅうに首を縮めて、またすっぽり夜着を引被ってしまった。
— 森田草平 『四十八人目』 青空文庫
が、帆村のおじさんの話によって、そこまで探しあてるまえに、遭難地点の附近をしらべる仕事があることに気がついて、三根夫はなんだかきゅうにたいくつから救われたような気がした。
— 海野十三 『怪星ガン』 青空文庫
そこらはいくらか路が高手になっているせいかきゅうに月の光りがはっきりして見えた。
— 田畑修一郎 『石ころ路』 青空文庫
やがて、ほかのいろいろな野菜の芽も大きくなりましたが、いつしかきゅうりのつるは、その垣根にいっぱいにはいまわって、青々とした、厚みのある、そして、白いとげのようなうぶ毛をもった葉がしげりあったのでありました。
— 小川未明 『遠くで鳴る雷』 青空文庫
」「は、少し何だかきゅうに。
— 室生犀星 『蜜のあわれ』 青空文庫
作例 · 標準
長年の勤続が評価され、今月の給与から加給されることになった。
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深夜勤務手当として、基本給に一定額が加給されるシステムだ。
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家族手当の加給は、来月から適用されると人事が通達した。
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