火急
かきゅう
名詞名詞-の形容詞形容動詞
標準
urgency
文例 · 用例
しかも火急の用事です。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
二日、壬午、陰、申剋、将軍家俄かに御不例、頗る御火急の気有り、仍つて戌剋、御所の南庭に於て、属星祭を行はる。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
もっと火急の問題であります。
— 太宰治 『風の便り』 青空文庫
この火急の場合、五里の湖上を漕ぎ返っての注進で、間に合いましょうやと尋ねると、いや別段急ぐわけでもない。
— 菊池寛 『賤ヶ岳合戦』 青空文庫
来たまえ、親愛なる友よ、この火急の呼び出しに応じよう。
— THE RESIDENT PATIENT 『患者兼同居人』 青空文庫
今まで住みし人はと問へば、きのふ立ち退き候ひぬ、何かは知らず、火急なる事ありと覺しくて、いとあわたゞしく見え候ひぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
お夏さんはお夏さんで、雛を大切に取出しそうな権幕だったが、火急にも何にも内裏様|一個抱く時分にゃあ、火の粉を被んなすったに違いがないと、さあ、心配になって堪りません。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
内藏允は答へて、主人右衞門佐は火急の御召によつて、既に小勢を以て夜中に入府いたされたと云つた。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
作例 · 標準
火急の用事があるので、申し訳ないが今日の会議は欠席させていただく。
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その知らせを聞いて、彼女は火急の事態だと判断しすぐに駆けつけた。
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火急を要する案件については、直ちに上司に報告するように指示された。
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