先賢
せんけん
名詞
標準
ancient sage
文例 · 用例
数十人の智慧ある先賢に手をとられ、ほとんど、いろはから教えたたかれて、そうして、どうやら一巻、わななくわななく取りまとめた。
— 太宰治 『創作余談』 青空文庫
一に私意を以て邪語、と云い、惟私意を逞しくして以て仏を詆る、と云い、朱子も亦怪なり、と云い、晦庵|此の如くに心を用いば、市井の間の小人の争いて販売する者の所為と何を以てか異ならんや、と云い、先賢大儒、世の尊信崇敬するところの者を、愚弄嘲笑すること太だ過ぎ、其の口気甚だ憎む可し。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
吾が智の及ばないところを先賢の教に依り、吾が決断の仕難いところを古聖の言葉に従い、且つ学び・且つ信じ・且つ習い・且つ思いて日月を過ごし、物事に接するのが善いのである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
他人の影響下で生活をすることを嫌うとしても、先賢古聖を信従しないで学び得るところは無いのに、自大自尊の情だけが昂ぶり、やたらと我を立てて自らを用い、遠路を駆け抜け、大河を跋渉するようなことは、危なし殆しというべきで、愚かで無茶というものである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
面白ずくに三馬や京伝や其磧や西鶴を偉人のように持上げても、内心ではこの輩が堂々たる国学または儒林の先賢と肩を列べる資格があるとは少しも思っていなかった。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
神体は一定せず、其の土地の名家先賢で、公共的に功労のあつた人を祀る習慣になつてゐる。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
この先賢が私の郷邑の自然人事について詠んだ幾多の詩は「春草堂詩鈔」にのせられて残つてゐる。
— 中村憲吉 『頼杏坪先生』 青空文庫
私は今ただ先生自称の如く「自笑書生余旧態 半思民苦半思詩」の生涯二十年を、この高寒山地の民治に送つてしかも施政作詩二つながら至美真摯であつた、この先賢を追慕することにより筆を擱く。
— 中村憲吉 『頼杏坪先生』 青空文庫
作例 · 標準
先賢たちの遺した知恵や教訓は、現代に生きる私たちにとっても非常に価値がある。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
この古い図書館には、先賢が心血を注いで書き上げた貴重な直筆の書物が眠っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
先賢の説く道を辿るだけでなく、それを自分なりに解釈して新しい価値を創造したい。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview