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心を寄せる

こころをよせる
表現動詞-一段
1
標準
to take to
文例 · 用例
彼はこの頃いよ/\雪子に向けて心を寄せる傾向が見えてゐた。
岡本かの子 過去世 青空文庫
北条氏のほかに、まだ一かたまりの結ぼれがあって、工合好く整理の櫛の歯に順って解けなければ引ッコ抜かれるかは達し、其城主等が心を寄せるほどに至って居る。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
窃かに心を寄せるのが「内通」であり、利を啗わせて事を発させるのが「嘱賂を飼う」のであり、まだ表面には何の事も無くても他領他国へ対して計略を廻らすのが「陰謀」である。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
故に分福の工夫に欠けている者は、自然にひっそりした物寂しい光景になるのを免れないのに反し、分福の事をする者は、自然とその人の周囲に和気祥光の雰囲気が揺曳するように感じ、衆人が之に心を寄せるようになるのである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
彼は師の信西入道をも驚かすほどの博学で、和歌に心を寄せる兄の忠通を常に文弱と罵っているほどに、抑えがたい覇気と野心とに充ち満ちている人物であった。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
実際、小父さんの周囲にある人達で、学問や宗教に心を寄せるものの悲惨さを証拠立てないものは無いかのようであった。
島崎藤村 桜の実の熟する時 青空文庫
正木未亡人は宗教に心を寄せるように成って、先生の奥さんと一緒に讃美歌の本を開けていた。
島崎藤村 岩石の間 青空文庫
学芸に心を寄せる岸本のような男に取っては、そうした新刊書の眼につく飾窓の前を通りながら、もう黄ばんだ若葉の延びて来ているマロニエの並木の間を往ったり来たりした時には余計に旅らしい心を深くしたのであった。
島崎藤村 新生 青空文庫
作例 · 標準
彼は密かに同じ職場の同僚に心を寄せているが、まだ告白はしていない。
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幼い頃から故郷の山々に心を寄せ、自然保護活動に力を注いできた。
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その若き研究者は、失われつつある伝統工芸の世界に深く心を寄せている
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心を寄せる(こころをよせる) — 幻辞.com