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興味

きょうみ
名詞頻度ランク #949 · 青空 11863
1
標準
interest (in something)
文例 · 用例
――額をみ給へ――一度は神も客観してやりました――不合理にも存在価値はありませうよだが不合理は僕につらい――こんなに先端に速度のある自棄 々々 々々下駄の歯は僕の重力を何といつて土に訴へます「空は興味だが役に立たないことが淋しい――精神の除外例にも物理現象に変化ない」ガラスを舐めて蠅を気にかけぬ
中原中也 (古る摺れた) 青空文庫
言換れば、彼の詩には猶事象そのことに対個人的な興味――結局これは詩に於ては散文に於けるよりも一層散文的なものとして留るもの――があつて、それが詩性を少しく散漫にしてゐると思ふのである。
中原中也 菊岡久利著「貧時交」 青空文庫
今仮りに某が、興味を以て是々の文学書を読んだり、是々の作品を物したりして暮してゐるとして、其処へもつてきて「陽気な文学を」、なんて声がして来たらどんなものだらう。
中原中也 文学に関係のない文学者 青空文庫
彼等には、私がともあれ興味を以ては突いてゐたのが見えないのだ。
中原中也 西部通信 青空文庫
ヘルンは常に散歩を好み、学校の帰途などには、まだ知らない町の隅々を徘徊したが、新しい興味の対象を見出すごとに、必ず妻を連れてそこへ再度案内した。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
しかしヘルンは、素読される書物の記事には、何の興味も持たなかった。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
僕との交際に於ては、どこが芥川君の興味をひいたのか解らない。
萩原朔太郎 芥川君との交際について 青空文庫
しかし實際言へば、芥川君の僕に對する實の興味は、やはり室生君の場合と同じく、僕の氣質の中の野性的直情にあつたのだらう。
萩原朔太郎 芥川君との交際について 青空文庫