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角行

かくぎょう異読 かっこう・かくこう
名詞
1
標準
bishop
文例 · 用例
さすがに上吉田は、明藤開山、藤原|角行(天文十年―正保三年)が開拓して、食行身禄(寛文十一年―享保十八年)が中興した登山口だけあって、旧|御師町らしいと思わせる名が、筆太にしたためた二尺大の表札の上に読まれる、大文司、仙元房、大注連、小菊、中雁丸、元祖|身禄宿坊、そういった名が、次ぎ次ぎに目をひく。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
」 青月代が、例の色身に白い、膨りした童顔を真正面に舞台に出て、猫が耳を撫でる……トいった風で、手を挙げて、見物を制しながら、おでんと書いた角行燈をひょいと廻して、ト立直して裏を見せると、かねて用意がしてあった……その一小間が藍を濃く真青に塗ってあった。
泉鏡花 陽炎座 青空文庫
(六) 長くもない町を行き尽して、やがて駅尽頭の角に来ると、冬を怨む枯柳が殆ど枝ばかりで垂れている傍に、千客万来と記した角行燈を懸けて、暖簾に柳屋と染め抜いた小料理屋があった。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
中に荒縄の太いので、笈摺めかいて、灯した角行燈を荷ったのは天狗である。
泉鏡花 茸の舞姫 青空文庫
角行つても、墓は何処だか、ちよつくらわかりにくいずら?
田山録弥 田舎からの手紙 青空文庫
奧よりお時は角行燈をさげて出づ。
岡本綺堂 箕輪の心中 青空文庫
煤けた角行灯に、第二清開楼とか、相川楼などと書いた文字までが、田舎の遊廓にでも見るような下等な感じを与えました。
菊池寛 島原心中 青空文庫
母は余が枕元に背の低き角行燈をともし置き、坐敷の方の硯箱、原稿など片づけて寐に就く。
正岡子規 明治卅三年十月十五日記事 青空文庫
作例 · 標準
将棋の初心者には、角行の動かし方を覚えるのが最初の壁だ。
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敵陣深くに入り込んだ角行が、一気に王手をかけた。
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「ああ、そこに角行を動かすのか!なるほど、これは予想外だったな。」
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