素肌
すはだ
名詞頻度ランク #35007 · 青空 203 例
標準
bare skin
文例 · 用例
白ちりめんへ桐の葉を写生風に染め抜いてあるのを殆ど素肌に着てゐました。
— 岡本かの子 『縮緬のこころ』 青空文庫
純粋なちりめんを素肌に着た気持ち――一応は薄情なやうな感触であり乍らしつとりと肌に落ちついたとなると、何となつかしく濃情に抱きいたはられる感じでせう。
— 岡本かの子 『縮緬のこころ』 青空文庫
父は冷えたわが子を素肌に押し当て、聞き覚えのおぼつかなき人工呼吸を必死と試みた。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
或る寒い晩なぞ、婆様は私の寝巻をみんなお剥ぎとりになっておしまいになり、婆様御自身も輝くほどお綺麗な御素肌をおむきだし下さって、私を抱いてお寝になりお温めなされてくれたこともございました。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
わたしは素肌でその真ただ中へ飛び込むのだ。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
パナマの帽を前下り、目も隠れるほど深く俯向いたが、口笛を吹くでもなく、右の指の節を唇に当て、素肌に着た絹セルの単衣の衣紋を緩げ――弥蔵という奴――内懐に落した手に、何か持って一心に瞻めながら、悠々と歩を移す。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
続くは十五六の女、蒼面、乱髪、帯も〆めず、衣服も着けず、素肌に古毛布を引絡いて、破れたる穴の中よりにょッきと天窓を出だせるのみ、歩を移せば脛股すなわち出ず、警吏もしその失体を詰責せんか、我は貧民と答えて可なり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
野生のイチジクが壁の裂目から生えでて、広い灰緑色の葉で壁の素肌をおおっています。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
作例 · 標準
お風呂上がりに化粧水で素肌を整える時間は、私にとって一日の疲れを癒す大切なひとときだ。
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彼女の透明感のある素肌は、日頃の徹底したUVケアと食生活の賜物だろう。
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化学繊維を一切使わないオーガニックコットンの下着は、素肌に優しくフィットする。
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