一安心
ひとあんしん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #14758 · 青空 108 例
標準
feeling of relief (for the time being)
文例 · 用例
」チョッピリ女史は、ひとを馬鹿にし切ったような返事をして、お茶をいれながら、「どうにか大学へはいって、やれ一安心と思うと、すぐにこんな、不良の真似を覚えるし。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
上の娘をよそにかたづけて、まず一安心と思っていたら、それがあなた、一年経つか経たないうちに、乞食のような身なりで赤子をかかえ、四、五日まえにあたしのところへ帰って来て、亭主が手拭いをさげて銭湯へ出かけて、それっきり他の女のところへ行ってしまった、と泣きながら言うけれど、馬鹿らしい話じゃありませんか。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
保胤は人の急を救い得たのでホッと一安心したが、ア、今度は自分が石帯無し、石帯無しでは出るところへ出られぬ。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
少年は二階の自分の室に這入つて一安心した。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
客を送つて歸つて來て、富之助は一安心して二階の自分の部屋に寢た。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
朝日軒の敬吉が出て来て、「種さん、おまはんもこいで一安心やな」 と、言うと、「さいな。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
そこで、ほっと一安心して、さて「めをとぜんざい」でも、食べまひょか。
— 織田作之助 『大阪発見』 青空文庫
一安心できたのは、そのあいだにずいぶん快方へ向かっていたからだ。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
作例 · 標準
試験が終わって、やっと一安心だ。
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無事に子供が帰宅し、母親は一安心した。
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プロジェクトの大きな山場を越え、関係者一同、まずは一安心だ。
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