信心家
しんじんか
名詞
標準
pious man
文例 · 用例
妾達がこれからの悪い運命を待つために妾は貴方のためのよい信心家になるのです。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
小でッぷりした四十がらみの男で、山上の観音堂の前には、寄進の燈籠もあり、信心家であった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
この噂が伝わると、そこいらじゅうの信心家が、あとからあとから押しかけて来て「お不動様」の御利益にあずかろうとしたので、家の中は夜通し寝ることも出来ないようになった。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
地蔵には浄行大菩薩という名がついているのを、ぼんやり眼に入れながら、「お君ちゃん、えらい信心家やねんなあ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
父が熱心な信心家であったこともその一つの原因であろう。
— 泉鏡花 『おばけずきのいわれ少々と処女作』 青空文庫
諸々ほうぼうの護符があるところを見ると、よほどの信心家であるようにも推断されるのです。
— 闇男 『右門捕物帖』 青空文庫
……一つ二つと数へて見ると恰度八十八段もある長い梯子を、ソフイストの職を擲つた私も、焦るゝ酒の夢を待遠しがりながら朝となく夜となく昇り降りしながら、せつせとサイパンの賽銭箱にお百度を踏んで来た信心家であつた。
— 牧野信一 『酒盗人』 青空文庫
」「一口にいうと信者ばかり多くて、不信心家が少なかったからさ」「面白いお言葉でございますな」「面白いものか、ひどい目にあったよ。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の祖父は、毎日欠かさずお経を唱える信心家だ。
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その村には信心家が多く、毎週教会に集まる。
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彼は信心家であると同時に、科学者でもあった。
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