前賢
ぜんけん
名詞
標準
wise men of the past
文例 · 用例
測り難きの数を畏れて、巫覡卜相の徒の前に首を俯せんよりは、知る可きの道に従いて、古聖前賢の教の下に心を安くせんには如かじ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
また前賢古聖の所業に倣ってこれを真似|履んでも、さて一日も真似られないのが普通である。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
精神というものは、目にも見えず、耳にも聞こえない、どうして精神というものを、先王も・前賢も・師も、取り出して人に示すことが出来よう。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
こは格別耳新しい事ではないが、斯に前賢の所説を補綴して、紙の歴史の大要を紹介いたし、聊か『藝文』寄稿の責を塞がうと思ふ。
— 桑原隲藏 『紙の歴史』 青空文庫
ただ彼等は説いて精ならず、論じて盡さざる憾があるから、吾が輩はこの碑の斷じて唐代のものにあらざる四五の確證を擧げて、幾分前賢の缺陷を補足したいと思ふ。
— 桑原隲藏 『創建清眞寺碑』 青空文庫
いずれにしても歌は女性の口吻であること既に前賢が注意したごとくである。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
三四、前賢遺跡探検 十七日、晴れ。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
墓門一過路三旋、尋到荒墳独悵然、落葉蕭蕭天欲雨、秋風声裏吊前賢。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
作例 · 標準
苦難に直面したとき、前賢の残した格言を読み返して勇気をもらった。
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彼は前賢の教えを忠実に守り、伝統的な技法を現代に伝えている。
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図書館の静寂の中で、前賢たちの知恵が詰まった古書を紐解く。
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