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笹竹

ささたけ
名詞
1
標準
small bamboo
文例 · 用例
そこには笹竹や芹などの雑草が生え、塵芥にまみれて捨てられてる、我楽多の瀬戸物などの破片の上に、晩春の日だまりが力なく漂っているのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
町は歳暮の売出しで賑わい、笹竹が空風にざわめいていたが、銀子はいつか栗栖に買ってもらった肩掛けにじみな縞縮緬の道行風の半ゴオトという扮装で、覗き加減の鼻が少し尖り気味に、頬も削けて夜業仕事に健康も優れず荊棘の行く手を前に望んで、何となし気が重かった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
七夕まつりはその前日から準備をしておくのが習いであるので、糸いろいろの竹の花とむかしの俳人に詠まれた笹竹は、きょうから家々の上にたかく立てられて、五色にいろどられた色紙や短尺が夜風にゆるくながれているのは、いつもの七夕の夜と変らなかったが、今年は残暑が強いので、それは姿ばかりの秋であった。
半七先生 半七捕物帳 青空文庫
七夕には五色のいろ紙に書いて笹竹に下げる。
半七先生 半七捕物帳 青空文庫
お直は手習いの成績はよい方であったが、今度はどうしたものか非常に出来が悪かったので、笹竹のずっと下の方にかけられた。
半七先生 半七捕物帳 青空文庫
ここの師匠は成績の順序で色紙をかけるので、第一番のものは笹竹の頂上にひるがえっていて、それから順々に、下枝におりて来るのであった。
半七先生 半七捕物帳 青空文庫
ともかくも甲州屋へ行ってみよう」「ああ、すぐに来てください」 お粂は兄をうながして表へ出ると、暑いと云っても旧暦の七月の宵はおいおいに更けて、夜の露らしいものが大屋根の笹竹にしっとりと降りているらしかった。
半七先生 半七捕物帳 青空文庫
壇の上には新しい荒莚を敷きつめて、四隅には笹竹をたて、その笹竹の梢には清らかな注連縄を張りまわしてあった。
岡本綺堂 玉藻の前 青空文庫
作例 · 標準
庭に植えられた笹竹が、風に揺れてサラサラと音を立てる。
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笹竹の葉は、抗菌作用があると言われ、食品を包むのに使われることもある。
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細くてしなやかな笹竹は、生け花の素材としても人気がある。
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