発作
ほっさ
名詞頻度ランク #11398 · 青空 1084 例
標準
fit
文例 · 用例
初めて病気の発作が起った時、ヘルンは自己の運命をすっかり自覚し、死後における妻子の保護と財産の管理とを、親友の法学士に一任して、後に心がかりのないようにした。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
何れほんの今発作的に浮んだに過ぎない父の考へだと決め込んだ。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
僕は人の前に出る毎に、この反対衝動の発作が恐ろしく、それの心配と制止観念とで、休む間もなく心を疲らし、気を張りきって居らねばならぬ。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
特に深く交際のない人には、一層発作が出易く危険なので、自然こちらから交際を避け、つとめて会わないようにして来たのである。
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
このNは、もう三十を越してゐるのであるが、体が小さくて細くて、けいれんの発作があつて、その上、視力が、常人の三分の一しか無いのである。
— 葉山嘉樹 『遺言文学』 青空文庫
彼は殆んど白痴に近い感覚の最も発作の静まつた時にすら、その指さきからきぬいとのやうなものの垂れるのを感じる。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
恭吉氏の病床生活を通じて、彼の生命を悩ましたものは、その異常なる性慾の発作と、死に面接する絶えまなき恐怖であつた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
「押へても押へても押へきれない性慾の発作」それはむざむざと彼の若い生命を喰ひつめた悪魔の手であつた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
作例 · 標準
彼は幼い頃から持病の発作に悩まされており、常備薬を片時も離したことがない。
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激しい運動の直後、彼女は呼吸困難の発作を起こしてその場に倒れ込んだ。
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「落ち着いて、発作が治まるまでゆっくり深呼吸を続けてください」
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ウィキペディア曖昧さ回避
発作(ほっさ)とは急に物事が起こること。また、ある動きを引き起こすことであり、病気の症状が突発的に起こることに多く使われる。
医学用語
- てんかん発作 — てんかんによる発作だが、意識障害、けいれん、ミオクローヌスなど、症状は病型により多様である。
- けいれん発作 — てんかんの症状として起こるときもあれば、脳血管疾患や頭部外傷などでも起こることがある。
- 喘息発作- 喘息の急性呼吸器症状
- 心臓発作 — 虚血性心疾患や不整脈による急性の胸部症状または意識消失。
- Paroxismal attack — 攣縮や痙攣発作等の症状の突然の再発や増悪を表す英語圏の医学用語。発作と訳されることもある。
- けいれん — 英: convulsion。筋肉が急速に収縮と弛緩を繰り返し(不随意運動)、その結果、制御不能な震えが起こる病状。必ずしも脳由来では無い。
- 発作 (脳) — 英: seizure。脳内の電気的障害によって起こる一過性の症状でけいれんと同義として使われることもあるが、かならずしもけいれんを伴わない。
地名
- 発作 (印西市) — 読みは「ほっさく」。千葉県印西市の大字
出典: 発作 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0