武勲
ぶくん
名詞
標準
feats of arms
文例 · 用例
驍勇無双の秀康卿の子と生れ、徳川の家には嫡々の自分であると思うと、今日の武勲のごときは当然過ぎるほど当然のように思われて、忠直卿は、得々たる感情が心のうちに洶湧するのを制しかねた。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
――詩君の好意で新東亜建設博覧会見物に出かけることにして、九時の電車で三宮へ、一時まで場内をぶらついた、くたびれるためにはいつたやうなものだけれど、武漢攻略パノラマ、武勲室、満洲開拓村光景は身にしみて観てまはつた。
— 昭和十四年 『旅日記』 青空文庫
武勲かがやく昭和遊撃隊は、碧海島を後にして、いよいよ東京湾へ凱旋するのである。
— 平田晋策 『昭和遊撃隊』 青空文庫
あなた方の武勲が公表されたのは、空襲警報の翌日、午後三時であつた。
— 坂口安吾 『真珠』 青空文庫
この一首は、剣太刀をば愈ますます励み研げ、既に神の御代から、清かに武勲の名望を背負い立って来たその家柄であるぞ、というので、「清けく」は清く明かにの意である。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
船長リンドボーン大佐以下四十五名の乗組員は、敵国の首都を、完膚なきまでに爆撃した彼等の武勲を、唯一の慰めとしてアクロン号と運命を共にした。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
夜間戦闘機の武勲もほとんど新聞に出ない。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
死所を得て、武勲に輝くもの、また少なしといたしません。
— 日本移動演劇連盟のために 『かへらじと』 青空文庫
作例 · 標準
彼は先の大戦で数々の武勲を立て、若くして将軍の地位にまで登り詰めた。
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歴史に名を残す猛将の武勲の影には、多くの名もなき兵士たちの犠牲があった。
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祖父は酒が入るたびに、若い頃に戦場で立てた自らの武勲を誇らしげに語るのが常だった。
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