勲功
くんこう
名詞
標準
merits
文例 · 用例
生前の勲功によって歿後勲一等に叙し瑞宝章を授けられた。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
勲功によって貴族に列せられようという内意があったが辞退したので、爵位はその夫人に授けられ、夫人からその一人息子の John James Strutt(一七九六―一八七三)に伝えられた。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
それから勲功によって中佐に抜てきされる。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
だが、それは表沙汰にして罰すると、自分の折角の勲功がふいになってしまうのだった。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
信長の時になると、もう信長は臣下の手柄勲功を高慢税額に引直して、いわゆる骨董を有難く頂戴させている。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
羽柴筑前守なぞも戦をして手柄を立てる、その勲功の報酬の一部として茶器を頂戴している。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
つまり五万両なら五万両に相当する勲功を立てた時に、五万両の代りに茶器を戴いているのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
最後に、勲功によって授爵される場面で、尊貴の膝下にひざまずいて引き下がって来てから、老妻に、「どうも少しひざまずき方が間違ったようだよ」と耳語しながら、二人でふいと笑いだすところがある。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
作例 · 標準
戦場での抜群の勲功により、彼は最高位の勲章を授与されることになった。
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彼女が長年の研究を通じて科学界に残した勲功は、計り知れない。
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市の発展に寄与した先人の勲功を称えるため、公園に顕彰碑が建てられた。
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