卦算
けいさん
名詞
標準
paperweight
文例 · 用例
その後四つ五つとなると、私は大概の玩具よりも遥かに釘だの戸車だの卦算だのを愛するやうになるのだが、それは何かうまく云へないまでも大変我乍ら好もしいことのやうに思はれてならない。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
卦算の亀の子をおもちゃにしていた。
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
上には、筆硯は片隅で、真鍮の細長い卦算が二、三本と、合匙といいますか、薬を量る金属の杓子形のが大小幾本もありました。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫
小さい四角に切った紙を順に列べ、卦算を圧えにして、調合した散薬を匙で程よく分配するのです。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫
「――」 平次は煙草を卦算代りに、椽から吹く風に押えて、思わず腕を組みます。
— 怪盗系図 『銭形平次捕物控』 青空文庫
彼は小夜子につれられて、おけいさんというこの女の人の家へも一度遊びに行ってみた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
おけいさんは三田の方の、ある静かなところに門のある家を借りていた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
おけいさんにはお茶の心得もあるらしかった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
作例 · 標準
この古い文鎮は、もともと卦算として使われていたそうだ。
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書斎の机の上には、重厚な金属製の卦算が置かれている。
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祖父が使っていた卦算は、独特の装飾が施されていた。
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